2011年8月13日土曜日

あずまやとパーゴラが完成・・・公園防災化工事の第一期分

公園サービスセンター(SS)前道路の透水化舗装に続いて、SSから100mほど奥入った右側にパーゴラとあずまやが新装完成しました。屋根等に覆いをすることで災害時の臨時避難所になるそうです(けやき広場のあずまやも新装されています)。水飲み場も新設されました。公園防災化工事の第1弾です。

同所は以前から、ブランコあり、砂場ありで、乳幼児たちの”公園デビュー”の場としてかねてから人気があった場所です。一層つかいよくなっての登場です。 なお、公園の防災化工事は引き続いて平成24年まで行われます。


アオコが大発生・・・石神井池西半分に広がる


今、石神井池にアオコが大発生中です。西半分の水面がアオコの緑で覆われています。8月6日の時点では臭いはありませんでしたが、ここ数日の酷暑でどうなるか……、心配です。
SSFでは、4年前から「水質を改善してアオコを根絶して!」と石神井公園を管轄する東部公園緑地事務所に毎年強く申し入れしてきました。対策実施が遅きに失したことにならなければいいな、と思います。
水質改善には池の浚渫(かいぼり)が最善と思いますが、その他にも、ばっ気方法(水に空気を入れ込む。例えば噴水の設置や、水中に空気を強制的に吹き込むなど)、バクテリア工法などいくつかのやり方があります。SSFでは今後とも注視して行きたいと思います。

一日3,500トンの汲み上げ地下水に注目・・・「石神井公園池の水質調査」

8月6日の午前中、定例の「石神井池の水質調査」を6地点で実施しました(データ添付)。昨年からの継続した事業です。

これまでの調査を基に「池の汚濁状態も悪いが、注がれている地下水(日量3000~3500トン)にも問題あり? 」と感じているからです。今年6月からは3か所の地下水注入口の調査を始めました。その結果、余りの水質の悪さ(COD値5~7)に唖然としました。都市河川の河口付近の汚れと同じレベルだったのです。見た目は澄んでいますがCOD値は驚きの閣下でした(SSF広報紙『ALWAYS』第7号掲載)。

今回調査では、水の透明度の調査を加えて行なうことになりました。場所によってCOD値にばらつきがありました。透明度ではまずまず良好でした。引き続いて調査をします。

聞くところでは「これらの注入口から飲料用に持ち帰っている人もいる…」そうですが、やめたほうが良いと思います。

ご参考までに、今年度(平成23年度)の水質調査データシートを下に示します。  データ―シート画面をクリックして頂くと大きな画面でご覧頂く事が出来ます。





石神井池に新装置を設置!

石神井池西端の「カエルの噴水」近くの桟橋に新しい装置が2基新設されました。稼働は8月初旬からです。8月6日に水質検査に行っていて初めて発見しました。これが6月に東部公園緑地事務所:工事課長が言っていた「石神井池のアオコ対策を検討している」という対策の一貫かと思います。この装置は水中の窒素分を吸収し、ばっ気を図る効果があるとのことです。この装置だけで、石神井池半分に広がってしまったアオコ対策にどの程度の機能・効果があるか……は疑問? です。 詳しいことを東部事務所に確認して報告したいと思います。