2011年8月13日土曜日

一日3,500トンの汲み上げ地下水に注目・・・「石神井公園池の水質調査」

8月6日の午前中、定例の「石神井池の水質調査」を6地点で実施しました(データ添付)。昨年からの継続した事業です。

これまでの調査を基に「池の汚濁状態も悪いが、注がれている地下水(日量3000~3500トン)にも問題あり? 」と感じているからです。今年6月からは3か所の地下水注入口の調査を始めました。その結果、余りの水質の悪さ(COD値5~7)に唖然としました。都市河川の河口付近の汚れと同じレベルだったのです。見た目は澄んでいますがCOD値は驚きの閣下でした(SSF広報紙『ALWAYS』第7号掲載)。

今回調査では、水の透明度の調査を加えて行なうことになりました。場所によってCOD値にばらつきがありました。透明度ではまずまず良好でした。引き続いて調査をします。

聞くところでは「これらの注入口から飲料用に持ち帰っている人もいる…」そうですが、やめたほうが良いと思います。

ご参考までに、今年度(平成23年度)の水質調査データシートを下に示します。  データ―シート画面をクリックして頂くと大きな画面でご覧頂く事が出来ます。